1.「トーキヤウ」という名のお菓子
2.東京
と、一口に「トウキョウ」といっても2つの意味がある。
(今回はタイ料理ではなく、タイのお菓子)
1.お菓子の「トーキョウ」
โต トー 大きい
เกียว ギヨウ、ギヤウ
注*たぶん、語源は「เกลียว クリヤウ、グリヤウ⇒ ネジ」
โต เกียว ⇒ 太巻き
2.の東京と区別するため、
お菓子(ขนม カノム)という単語を前に付けると↓
ขนม โต เกียว カノム・トーキヨウ 太巻きお菓子
写真ではよく見えないかもしれないけど、
鉄板の上で甘い味付けの生地を焼き、
上に具を載せてからクルクル丸める。
それがネジのようだから”クリヤウ”のはずだが、
いつか訛って”キヤウ”になったのだと思う。
この「トキヤウ」の味、
ちょっとミスマッチな感じがするのは、
甘い生地の中にソーセージが入ってたりする事。
でも、決してマズイというワケでもないんだね。
2.東京
กรุง โตเกียว クルング・トーキヨウ 東京都
กรุงเทพ クルング・テープ 天使の都=バンコク
กรุง クルング 都
เทพ テープ 天人、天使、神
また、東京とは関係なくこういう言葉もある↓
(โดย)เฉพาะ กรุง โต เกียว
(ドーイ)チャポッ・クルング・トーキヤウ
都心
「東京」という意味に関しては覚える必要がないけど、
「トーキヤウ」で2つの意味があると知っていれば、
記憶に残りやすいので敢えて書いておきました。
注*例えば、あちこちで見かける”ムーカタ”は本当は
หมู กระทะ ムー・グラッタッ が正しい。(豚・フライパン)
ときどき見かける
หมู กะทะ ムー・ガッタッ という看板は間違いなのだが、
このカノム・トーキヨウも同じような間違い、というか訛りだと思われる。
(飽くまで、数人のタイ人に聞いた結果の↑独断です)
ちなみに、ムーガタは、
ジンギスカンのような鉄板を使うのだが、
日本のジンギスカンとの違いは、
日本式では「油が落ちる溝」の部分が深く、
その溝にダシがたっぷり入るようになっている。
そこにいろんな具を沈めて煮込む一石二鳥の料理法。
*このタイ料理ブログは原則として、
「独りで食う」タイ料理を紹介するつもりなので、
2人以上で食う「ムーガタ」は今のところアップする予定はないけど、
機会があれば「チムチュム」などと共に載せてみたい。
で、このムーガタ、
「ムーヤング・ガオリー」(韓国焼豚)という言い方もある。
日本人なら、あの鉄板(鍋)を見れば
「ムーヤング・モンゴル」って言うんだろうね~。
อาหารไทย
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