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タイ料理を屋台で食べてみたいけど、 料理の名前が分からなくて注文できない・・・・・・・・・ こんな歯がゆい思いをしている人のための、 バンコク・パタヤ・プーケット・チェンマイ・タニヤ(^∀^)タイ全土で「屋台で食べるタイ料理」のガイドブックとなるブログです!
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อาหารไทย

ゴイ・カイ・モッデーン

ก้อยไข่มดแดง ゴイ・カイ・モッデーン

モッデーンという蟻の卵(カイ)が主材料。

カイ=卵
モット=蟻
デーング=赤い

モッデーンと呼ぶからには赤蟻と思い、
「ゴルフ場などで木の周りに群れているあの
 脚を噛まれると飛び上がるほど痛い例のアレ」
と思っていたが、どうやら違う種類らしい。

土中に住んでいる普通の蟻と違い、
木に巣を作っている種類だそうだ。

で、その蟻の卵で作った料理なのだが
俺はこの卵の食感が好きだ。

噛むとプチッと表面が裂けて
中身がニュルッと出てくる瞬間がタマラナイ。

さて、この料理法「ゴイ」(ゴーイ)は
肉料理のラーブによく似た料理法だが、
同様な料理法でも蟻の卵などだと「ゴイ」になるのだそうだ。

メイン材料が(半)生だと「ゴイ」、
火を通すと「ラーブ」と聞いた事があるが
材料によって料理法が違うのも当然なので
名前も違って当たり前、ということかもしれない。
(真偽は確認してません)

イーサーン地方を旅すると
「ゴイ~ラーブ」と書かれたタイ料理食堂が多い。
その類の料理を得意とする店ということだね。

このカイモットデーン料理の面白い点は、
卵にまぎれて
白い大きな蟻の死骸が入ってたりすること。

蟹料理の中に小さな蟹の子供が入ってたりすることがあるが、
蟻の死骸の食感は感覚的にはあんな感じだ。

また赤い蟻の屍骸がもよく入っている。
個人的には白蟻の方がおいしい気がする。

赤蟻の方は辛い漬物(?)にして売られている事も多いね。
アレは辛くて俺は食えないけどね。

カイモッデーンは季節限定商品なので、
旬の時期にはぜひ食べてみる事をおススメする。
2月頃からの数ヶ月間しか取れない貴重な食材だよ!

豚肉などより重量当たりの値段は高いが、
栄養豊富で珍味だし、殆どのタイ人が好きな食べ物なので、
タイ人の知り合いに頼んで料理してもらおう!
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อาหารไทย

タイ料理の中でも、と言うより
イーサーン料理の中でもマニアックなトム・へーン


ต้มแห้ง

タイ語で「クルアンナイ」、つまり
日本語だと内臓(モツ)を煮たもので、
モツが具のスープが「トムセーブ」、
スープ無しだと「トム・ヘーン」になるようだ。

tomhaeng

「トム+ヘーン」=「煮る+乾く」で
固有名詞になっているからそれで通じるんだろうが、
元は「トムセーブ・ヘーン」なのかもしれない。

バミー(ラーメン)でも汁なしだとバミー・ヘン、
スキでも汁なしは「スキー・ヘン」だから、
知っておくと応用範囲が広い言葉だね。

อาหารไทย

タイ料理の中でもトムセーブは
トムヤムクンに比べ若干マニアックなスープ。
ต้มแฃบ

tomsaeb

トムは「茹でる、煮る」なんて意味で、
料理名に付くと「スープ」である事が多い。
(代表的な例がトムヤムクン)

セーブというのはイーサーン語で「美味しい」。

2つの言葉を合わせて「おいしい煮物(スープ)」
という意味だが、通常は具がモツというのが定番。

「トムセーブって、要するにモツのスープだろ?」
とイサーン人に訊くと
「基本そうだけど、具は何でもいいんだよ」
と答えにならない答え方をされた。

これもタイ料理特有の酸っぱさを含んだ味で、
スープという料理法のせいかコクがあって、かつ、
モツの臭みが少ないため俺もまあまあ好きだが・・・

日本人の友人に毎日こればっか食ってる奴が一人居る。

อาหารไทย

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